虎ノ門後藤法律事務所

「会社分割をきわめる」（民事法研究会発行）が出ました。

今回は、従来、金銭債権を扱うあらゆる教科書、書籍という書籍が、債権者平等の原則を称揚してきたことに対して、この債権者平等の原則に疑問を提示します。

私は、債務超過に陥った債務者会社が収益を上げ債権者に弁済しようとするとき、金融債権は営業債権に後れることこそ正義ではないかと考えるからです。

 本書は、この理を基礎づける論理と、その考え方の正当性を具体的な事例をもって提示します。

現在、中国を震源地として日本経済だけではなく世界的に大きな経済不況がおそってきつつあります。

 ならばこそ、債務者企業の再生のための技法が要請されます。本書はこのような社会的要請に備えようとするものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 インターネット放送チャンネル桜において【どうなる？日本企業 】のシリーズを続けております。（隔週木曜日）

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